浮世絵 THE WORLD Tokyo Tokyo Festival 事業
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浮世絵 THE WORLD

先端産業と文化産業を中心とする複合施設として2020年7月に開業した「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、HICity)」が、本格稼働する同年9月18日からのオープニング記念イベントにて、株式会社SECAIが主催となり、「『浮世絵 The World』を開催。
世界と日本を繋ぐ玄関口である羽田に位置するHICityは、体験を通じた伝統文化の発信を行う新しい”まち”であることから、HICityを広く多くの方々に知っていただくためのコンテンツとして、かつて日本の生活や文化が描かれ、現代の漫画のルーツともいえる浮世絵を基軸に据え、地域企業や、小中学校などと連携した参加型のプロジェクトとして実施しました。

会場入り口は、日本の伝統的な照明である灯篭で彩りました。これは大田区内の中学校の協力で制作したもので、動物のほか、大田区ゆかりのモチーフなども描かれています。
来場者を迎える約3メートルの巨大提灯は、絵描きユニット「だるま商店」によるもので、江戸で人気を博した浮世絵師、歌川国芳と東洲斎写楽や大田区ならではのデザインが大きく描かれています。

夕暮れ時からは、屋外の広大なスペースで、圧巻のスケールの巨大浮世絵“羽田旋風快晴”を展示。大田区内の小学生の協力により制作した約10,000個の紙ろうそくが、浮世絵の世界を描き出します。ろうそくの点灯は、大田区内の小学生や来場者とともに行うことで、体験型イベントとしてお楽しみいただきました。

このほか、 “江戸おもてなし大道芸”によるパフォーマンスや、来場者とともに創るライブペイント「肉筆ライブアート」、浮世絵をモチーフとしたアイテムを販売する「江戸広場」など、浮世絵と江戸の文化にふれ、体験することのできるコンテンツを展開。

 

 

浮世絵雑貨店舗が集まる「江戸広場」の様子

「江戸広場」販売商品例

「江戸広場」販売商品例

巨大浮世絵「羽田旋風快晴」

 

名称:『浮世絵 The World』
開催日:2020年9月18日(金)~9月22日(火・祝)
開催場所:HANEDA INNOVATION CITY
主催:株式会社SECAI