KUSHUKU -KYOTO HOSTEL- 古民家をリノベーションした一日一組限定のお宿
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KUSHUKU -KYOTO HOSTEL-

古民家をリノベーションして一日一組限定の宿として生まれ変わらせるプロジェクト

九宿は、京都の南のエリアの九条にある古民家をデザイナーズ町家風にリノベーションした一日一組限定の宿。
近年、アートホテルや、話題のホテルがどんどんと立ち盛り上がりを見せている九条エリア。ずっと使われずに放置されていた家屋を約1年ぐらいかけてリノベーションしてスタートしたのがKUSHUKU KYOTO HOSTELです。
このプロジェクトでは、近年日本の人口減少が起因となって、大きな問題となっている農村部の未利用土地や建物を、歴史的・文化的資産として捉えて再利用しています。室内の装飾の多くは、京都の伝統的な職人と現代アート作家のコラボレーションによって創られました。

2Fの15畳ぐらいあった畳の真ん中4畳ぐらいを外して、ガラス床にして、1Fと2Fが透けて見える形をとり、7メートルある高い天井の梁に直径150センチの巨大な提灯を吊るして、宿全体を象徴するオブジェとしました。こちらは、京都の提灯の老舗の小菱屋忠兵衛によるもの。

壁一面のアートは”jun inoue”氏によるもの。額装は井上光雅堂の手仕事です。また表具という絵画や屏風の縁などの設えをする表具師の井上光雅堂さんに協力をもらい、内装デザインと屏風を手掛けてもらった。