Mitsuyoshi Roji お菓子屋さんの路地を生まれ変わらせたプロジェクト
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三善(ミツヨシ)路地プロジェクト

路地全体をリノベーションして、宿泊施設と生まれ変わらせるプロジェクト

日本の京都の重要文化財「知恩院」の裏参道の何にも使われていないかった古い長屋群を本来あった姿に戻しつつ、宿泊施設として蘇らせたのが本プロジェクトです。京都は空き家問題が都市全体の大きな問題になっています。その問題に対しての我々なりの解決策として生み出しました。

「人一人が通るのがやっとな狭い路地。この先に何があるのだろうと期待と、不安が入り混じった気持ちで路地を拔けるとそこに広がるのは、綺麗にリノベーションされ、知恩院の七不思議のマークが施された提灯が飾る宿泊施設。部屋は、大きな梁の天井が特徴的な天井高のある部屋。天窓があり、日中は太陽の光がそこから差し込み、夜中はまんまるのお月見様が顔を出す。」土地のエピソードをデザインに反映し、宿泊者はこの路地に泊まる意味、そして地域のエピソードを実感して、宿への想いを深めてもらう設計にしてあります。